MPLS②LDP

■LDPとは
IETF標準プロトコルで、
保持するPrefixに対して、ユニークなラベルを割り当てて、
隣接機器にラベル情報を交換する役割をするプロトコル。
プロトコル番号はUDP/TCP 646

■LSPの特徴
自動的にLSP(Label Switched Path)を形成する。
※明示的にLSPを設定することはない。
コンバージェンスはIGPに依存する。
※LSPはIGPを元に形成されるため

■LDPメッセージについて
・LDP Hello Messete
 LDPネイバーの検出、定期的に送出する。
 UDPポート646/224.0.0.2(Multicast)

・LDP Initalization Messete
 各種パラメータ情報を交換。
 TCPポート646、宛先はLDPネイバーアドレス(unicast)

・LDP Keepalive Messete
 TCPセッション確立後定期的に送出
 TCPポート646、宛先はLDPネイバーアドレス(unicast)

・LDP Address Messete
 自身が保持するIFアドレス情報を交換
 TCPポート646、宛先はLDPネイバーアドレス(unicast)

・LDP Label Mapping Messete
 ローカルで割り当てたラベルとIP Prefixを紐づけた情報をLDPネイバーとラベル交換をする
 TCPポート646、宛先はLDPネイバーアドレス(unicast)

・LDP Withdraw Messete
 特定のIP Prefixに割り当てたラベルの削除要求をする。
 TCPポート646、宛先はLDPネイバーアドレス(unicast)

・LDP Label Release Messege
 特定のラベル情報を消去したことを示す。
 TCPポート646、宛先はLDPネイバーアドレス(unicast)

MPLS
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現役ネットワークエンジニアの雑日記